2008年05月18日

神の怒りを体現する者

スポーンシリーズ33のラストは
人間を滅ぼす為に「太陽神ラー」の涙と汗から生み出された
「ラーの戦士」たちの紹介です。

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SPAWN SERIES33 AGE OF PHARAOHS
SOLDIER OF RA
(MACFARLANE TOYS/2008)


「お前の正当なる権利をを示す為にお前は勇敢に闘った。
だが、野放しにしておいたが故にお前の野心は巨大になり過ぎた。
神の王に挑もうとする事こそがその表れ。
王なる神に挑むだと?
愚かなり。これより、お前が愛し、そのために闘ってきた
総ての者どもに災いが降りかかるだろう.

蘇れ、強きラーの兵士達よ、
エジプトの大地なる砂より出でて、進め。
そして立ちはだかるもの総てを打ち倒せ。」


オシリスによってその座を脅かされた神々の王「ラー」が
魔力によって生み出した戦士達の軍団を召喚した際の言葉


フィギュアの紹介を読むSOLDIER OF RA/ラーの戦士

神の中の神が自らの手で選びだした「ラーの戦士達」は
伝説以外のなにものでもないと思われていた。
蘇りしファラオ「オシリス」が
万能なるラーの意思に背き、闘いを挑んだその日までは…。
オシリスの傲慢を罰する為にラーは自らの僧兵の軍団を操り、
エジプトの全ての人々を抹殺しようとしていた。

神の真の怒りを体現する為、砂漠の砂から生まれた
ラーの戦士達は傷ついた王都を急襲した。
セトの軍団との闘いで既に疲弊していたイシスと彼女の軍団にとって
ラーの軍団からエジプトを守りきれる可能性は
僅かにしか残されていなかった。
闘いが激しさを増す中、人々に残された希望は
世界の運命を、そして古の神々の最後の運命を決める為に
ラーに闘いを挑まなければならないオシリスのみだった…。



太陽神ラーとセクメト女神

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太陽神「ラー」/ハトホル女神/セクメト女神

エジプト神話の中でも太陽神ラーが
自分の言うことを聞かなくなり、
さらには反乱を企てた人間達を
全滅させようとしたことがあります。
怒ったラーは獅子の頭をもつ、
戦いと災いの女神「セクメト」を
生み出します。
「セクメト」は「ハトホル女神」の
別の姿とも言われていますが
その残酷さ、凶暴さに
ハトホル女神の面影はありませんでした。

セクメト女神はその鋭い牙と爪で
人間達を次々と抹殺し、流れた大量の血が
エジプトの砂漠を赤く染めていきました。
ともあれ、セクメトの凶悪さに
人々は神への信仰を忘れ、
恐怖しか抱かないようになっていました。

ラー自身もこれはやりすぎかもと思い直し、
セクメトにその辺にするように言いますが
セクメトの暴走し、その殺戮が止まる事は
ありませんでした。

神々は作戦を立て、人間の血を模した赤い酒で罠を張り、
セクメトが酔いつぶれた所を捕らえました。
こうしてセクメトはハトホル女神へと戻り、
元の穏やかな神様になりました。

ラーはこの騒動のあと、王の座にいる事に辟易し、
その立場を退く事になります。




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巨大な武器が目をひきますが、
本体自体は一見地味な印象をうけます。


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しかし、面白いと思ったのがそのマスク。
エジプトの神さまはよく冠を被っています。
このラーの戦士のマスクは様々な神の冠の要素を
色々と組み合わせたデザインとなっています。

2本の角はハトホル女神の冠から、
巻き付く蛇「ウラエイス」や光を放つ太陽は
太陽神ラーやハトホル女神、セクメト女神の冠に共通するデザイン、
太陽の中の「ラーの瞳」はラーの娘の称号であり、
ラーを守護する女神達に与えられたものです。

恐ろしい形相もおそらくセクメト女神の
獅子の顔を表しているものと思われます。


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マスクを外すとラーの戦士の素顔を露になります。
これまたマクファーレンお得意のゾンビ系の造型です。


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ラーの戦士には2種類の武器が付属しています。
ひとつは右手に持たせる事ができる巨大な斧。
刃の表裏でデザインが違っています。

もうひとつは「ウジャトの眼」を模した刃と
「トト神」の頭部を思わせる鶴嘴状(トト神なら朱鷺嘴?)の武器が
両端についたもの。
刃の瞳部分にはクリアパーツが使われています。


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ベースには「シェヌ(カルトゥーシュ)」と呼ばれる
王の名前を刻んだものが埋もれています。
可動部分は9箇所あります。その大部分が
両腕に集中しているので武器の持たせ方などを
変えたりと、ポージングに多少のバリエーションがあります。

キャラクター的には地味に印象なのですが
細かい部分でエジプトらしいディティールが
盛り込まれており、結構気に入っています。


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神々の王「ラー」と「オシリス」の戦いによって
その後、人間の未来や神々の運命がどうなったかは
誰にも分かりません。
もしかしたら、その戦いの結果の末が
今の私達の世界であるかもしれません…。

posted by JOSH | Comment(0) | TrackBack(0) | McFARLANE TOYS
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