2008年05月17日

憂いし鰐の王

今回は神々の世界の行く末を憂うが故に
巨大な力を持ち過ぎたオシリスを滅ぼそうとする
鰐の王「クロコダイルキング」を紹介します。

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SPAWN SERIES33 AGE OF PHARAOHS
THE CROCODILE KING
(MACFARLANE TOYS/2008)


「小さきオシリス、神に成り代わろうとした男よ。破滅と嫌悪をまき散らす者よ。
今世はおろか来世にも貴様の魂の存在する場所など存在はせぬ。
例えその運命がそうではなくても、我自らの手でねじ曲げてやろう。
貴様が愛してやまない人間どもを救う為にも、貴様の魂を消滅させてやる。
この闘いで傷つく者もいるだろう。その命を失う者もいるだろう。
だが、僅かな犠牲など「絶滅」という結末に比べれば些細なことだ。
奴らは死ぬ際に多少なりとも苦しむだろうが、心配しないように教えてやる。
お前が今から味わう苦痛に比べれば、奴らの痛みなど無に等しい、と。」


王都に現れた鰐の王「セベク」がオシリスに向かって言った言葉


フィギュアの紹介を読む
THE CROCODILE KING/クロコダイルキング

長きに渡って、神々の王「ラー」により、
人間の自然な進化は阻害されてきたと考えられていた。
成長することが、繁栄することが、変化することが、
そしていつの日か、神の高みにまで登ろうと挑戦することが
人類の運命ではなかったのか?
神を称え、それに近づこうという挑戦の意思もなく、
人々がその発展の中で神々の力や慈悲など必要としなくなった時、
神々に一体何が出来るというのか?
このような危機感を抱いたクロコダイルの王「セベク」は
彼と同様の考えを持つ神や女神達を集め、「ラー」による支配に
終止符を打つ事を計画していた。

しかし、死したファラオ「オシリス」が巨大な魔力と共に
死の国から蘇ったことが自体を複雑にした。
オシリスの身に何が起こったかを探ったセベクは
オシリスの復活に干渉していたのが
死の国の王「アヌビス」であることを知る。
アヌビスの行いが何らかの方法で
自分たちのラーを打ち倒そうという計画の
妨害になるのではという懸念を抱き、
さらには愚かなる人間に
神に等しい力を与えた事に激怒したセベクは、
その問題を取り除く為に思い切った手段に打って出た。

身の丈300フィートを超える化け物として人間界に姿を現したセベクは
もはやそのような犠牲を払うことになろうとも
オシリスを討ち滅ぼそうとしたのである。



神話の中の「セベク」

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セベク神

鰐の頭部を持つ「セベク神」は
下エジプトのファイユーム地方にある
カルーン湖そばの都市「クロコディロポリス」や
上エジプトのコム・オンボなどの街で信仰された神で、
ファイユームに首都が移った時期には
太陽神ラーと結びつき、ラーの化身とされました。
鰐の姿ゆえに嫌われ、「セト神」の別の姿とも
言われることもありますが、
ナイルの水と深い関わりがある事から
豊穣の神として讃えられました。
セベクは「オシリス神」の死体がセトによって切断され
ナイルにばらまかれた時には「イシス神」に協力して、
水中での遺体探索に大いに力を発揮したといわれています、

今回のスポーンでは凶悪な姿にアレンジされていますが
アヌビス神同様「良い神様」です。




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フィギュア自体のサイズは他のものと同じ
6インチくらいですが実際の設定では
300フィート(約91.4メートル)の巨大な怪物です。


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口の中の舌が蛇に変化しており、
かなり凶悪なスタイルになっています。
公式のイラストではこの蛇の口から
光線を発していて、光の巨人な方々と
戦ったとしてもまったく違和感がありません。


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付属するベースはシリーズで唯一シンプルな円形のものです。
可動は一応6箇所程あります。
マクファーレンお得意のクリーチャー系ということで
ドラゴンシリーズで培ったものが
このセベクにもしっかりと活かされており、
単なる鰐の化け物で終わらない迫力があります。


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セトとの戦いの後、さらないる危機が
オシリス達に襲いかかる事になります。
しかし、それは世界の運命を決める
究極の戦いの序章でしかなかったのです…。

posted by JOSH | Comment(0) | TrackBack(0) | McFARLANE TOYS
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