2008年05月16日

覇権を狙う冥界の王

今回はエジプト神話をよく知らない人も
その姿と名前は聞いた事があると思われる、
メジャーな神様「アヌビス」を紹介します。

今回の物語ではオシリスをスポーンとして甦らせたのは
このアヌビスという事になっています。


33_anubis01.jpg

SPAWN SERIES33 AGE OF PHARAOHS
THE JACKAL KING
(MACFARLANE TOYS/2008)


「お前に復讐のための機会を与えよう、強きオシリスよ。
ただし、よく聞け。お前はそれにふさわしい事を自ら示さなければならない。
そのためにお前は想像を上回る苦しみと悲しみと味わう事になるだろう。
お前はその身を犠牲に出来る程の意思を持っているか?
お前の魂は復讐の代償を負える程の強さを持っているか?」


ジャッカルキング「アヌビス」がオシリスに語った言葉


フィギュアの紹介を読む

THE JACKAL KING/ジャッカルキング

たったひとつの「狡猾な行い」を切っ掛けに、
ジャッカルの頭部を持つ死の国の王「アヌビス」はある行動を始めた。
それは後に人間達の運命を変え、古き神々の失墜を招くこととなる…。
秘かに進められている、神の中の神「ラー」を打ち倒そうという計画を阻止する為に
アヌビスは殺害され新たに死の国にやってきたオシリスに奇妙な「提案」を持ちかける。
それは未来永劫の忠誠を見返りに、アヌビスはオシリスに死から免れる機会を与え、且つ、
オシリスを冷酷に葬り去った者達に復讐する為に現世に戻る事を可能にするという事だった。

憎しみを抱えたオシリスはアヌビスの提案を受け、取り引きすることとなり、
その為に否応なしに死の国を巡る旅に出る事となった。
そして彼の愛すべきエジプトにオシリスがたどり着いた時、
オシリスは人よりも神に近い「半神」として再構成され生まれ変わったが
その胸の内には人の心を残していた。
その指先に壮絶な魔力を宿したオシリスは
考えられる限りの残虐さを持って、自分の暗殺に関わった者達を
ひとり、またひとりと葬っていった。
そして美しくも恐ろしい、彼の妻であるイシスと彼女の率いる革命軍の助けのもと、
オシリスは自らを裏切り、ファラオの座についたセトの元にたどり着く…。

このオシリスとセトの闘いを、オシリスが手に入れた新たなる力をコントロールする為の
訓練だと考えていたアヌビスは、オシリスを太陽神ラーとの闘いの為の「駒」としようとしていた。
しかし、「運命」はアヌビスの考えとは別の方向に進むことになる…。



神話の中の「アヌビス」

33_anubis02.jpg
アヌビス神

「アヌビス神」はジャッカルの頭部をもつ神で
墓場などにうろつく犬やジャッカルは
死者を守っているものと考えられ、それが神格化したもの。

元々はファラオにその死の時を告げる役目をもっていましたが、
オシリス神話に取り込まれ、オシリスの息子となりました。
彼の母親は大地の神「ゲブ」と天空の神「ヌト」との間に生まれた
5人の神のひとりにしてセトの妻であった「ネフティス女神」です。
しかし、ネフティスはオシリスの事を慕っており、
オシリスが酔っぱらった際に彼の妻イシスに扮して
オシリスと関係を持ちます。こうして出来た子供が
「アヌビス」ですが、セトにこのことがばれるのを恐れた
ネフティスはアヌビスを捨ててしまいます。
その後、アヌビスはオシリスの遺体を探すイシスと出会い、
彼女の養子となります。

そしてイシスに協力してオシリスの遺体をさがし、
バラバラだった遺体を防腐処理し、包帯でつなぎ合わせました。
これこそがエジプトで初めて作られた「ミイラ」であり、
アヌビスは「ミイラ作りの神」と呼ばれるようになりました。
(ファラオ達の遺体をミイラ化する神官達が
アヌビスの仮面を被るのもこれに由来します。)

オシリスが死者の国の王になった後は
アヌビスはその補佐にまわり、「トト神」とともに
「ラーの天秤」を用いて、死の国に来た死者の魂に対して
「死者の審判」を行い、罪のない魂を無事来世へと導く役目を
果たしています。





33_anubis03.jpg 33_anubis04.jpg

33_anubis05.jpg 33_anubis06.jpg

エジプト神話の中でも最も知名度のある神アヌビスを
今回のスポーンシリーズでは大胆なアレンジを施し、
アヌビス神でありながら独特な雰囲気を持った
フィギュアになっています。


33_anubis07.jpg 33_anubis08.jpg

短刀が2本付属して、
それぞれ手に持たせる事が可能です。


33_anubis09.jpg 33_anubis10.jpg

33_anubis11.jpg 33_anubis12.jpg

頭部のマスクは脱着が可能で、
取ると本来の素顔である
ジャッカルの頭部が現れます。


33_anubis13.jpg 33_anubis14.jpg 33_anubis15.jpg

33_anubis16.jpg 33_anubis17.jpg 33_anubis18.jpg

33_anubis19.jpg 33_anubis20.jpg 33_anubis21.jpg

特に大きな可動部はなく、完全なPVCスタチューという
仕上がりになっているフィギュアです。
パッと見ると本体部分のデザインが
大人しいような印象を受けますが、
細かい部分はやはりしっかり作り込まれており、
手に取るとまた印象が変わってきます。
背中についた巨大な羽も
「アヌビス」としては珍しく、
スポーン世界独特の死の神としての印象を
強調しているように感じます。


33_anubis22.jpg

今回、スポーンの生みの親としての役割を与えられたアヌビス。
彼の気紛れで生み出された「スポーン」が全世界の運命を
変える力を持つ事になるとはアヌビス自身も気付かなかったことでしょう…。

以上アヌビス神ジャッカルキングの紹介でした。
posted by JOSH | Comment(0) | TrackBack(0) | McFARLANE TOYS
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック