2008年03月05日

より良い世界

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JUSTICE LORDS/ジャスティスロード

我々の知っている世界とは違う分岐をたどった世界。

アメリカ合衆国の大統領に就任した「レックス・ルーサー」は
超人的な力をもつ人々とその他の人類との間で
戦いが起こるように仕向け、世界は戦争状態になっていた。
この人類と超人との戦いの最中、
「ジャスティスロード」のメンバーのひとり「フラッシュ」が
レックスに捕らえられ、ホワイトハウスにおいて
処刑されるという事件が起きた。



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ジャスティスロードのメンバーである「スーパーマン」、
「バットマン」、「ワンダーウーマン」は
レックスに対しての報復を決意し、ホワイトハウスを襲撃する。
逃げだそうとしていたレックスと対峙するスーパーマン。
レックスはスーパーマンが自らのエゴを満たす為に
「ヒーロー」で居続ける為には
自分のような「ヴィラン」が必要なのだと言い放ち、
スーパーマンを「偉大なる共犯者」と呼んだ。
この瞬間、スーパーマンの中で何かが変わり、
スーパーマンの瞳が赤く輝いた。
バットマンとワンダーウーマンが駆けつけたときには
レックスはすでにスーパーマンのヒートビジョンで
焼き殺されていた。
スーパーマンはかつてない心地よさを感じていた。
それはこの世界の「正義」が
新たな「正義」よって塗り替えられた瞬間であった。



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この「大統領殺害」をきっかけに世界各国の政府は
ジャスティスロード達によって掌握され、
「力」によって支配されていく事となった。
ロード達は言論の自由と選挙を廃し、
自分たちの衛星基地「ウォッチタワー」を用いて世界中を監視し、
この世から「犯罪」を消し去った。

こうして世界は「ジャスティスロード」の
「新たなる方法」によって統治されたのである。



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ある時、ジャスティスロードのメンバーは
バットマンによって呼び出される。
バットマンは集まったメンバーにある映像を見せる。
それは「ジャスティスロード」達がレックス・ルーサーと
交戦している映像だった。
それを見たロード達はてっきり過去の映像だと思っていたが、
その映像のような戦いは記憶はなかった。
バットマンはこの映像は時空転移装置を開発していた過程で、
偶然見つけた、別の次元の自分たちと同様の存在、
「ジャスティスリーグ」だと説明した。
自分達の世界を支配下におき、
完全なる平和をもたらしたジャスティスロード達は
「ジャスティスリーグ」の存在する次元も
「より良き世界」にする為に「手助け」をする事にした。



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レックスを捕らえたジャスティスリーグの前に
突如、ロード・マーシャン・マンハンターが姿を現す。
ロード・マーシャン・マンハンターは
「世の中をより良くする為の答えが我々の世界にある」と
ジャスティスリーグを自分達の次元に誘う。
しかし、ジャスティスリーグが到着した部屋には
罠が仕掛けられていた。
ジャスティスリーグは強力な電撃を喰らい、捕われてしまう。
只独り、反撃を試みたホークガールだったが
ロード・グリーンンランタンの攻撃を喰らい、
重症を負ってしまう。



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ジャスティスリーグをパワーを無効化する機械に捕らえ、
独房に入れたジャスティスロード達は
バットマンにその監視を任せ、
ジャスティスリーグ達の世界の地球へとやってきた。

その頃、ジャスティスリーグの世界では
宇宙から降り注いだ隕石の中から
正体不明の怪物「ドゥームズデイ」が出現していた。
こちらの世界に現れたジャスティスロード達は、
ドゥームズデイとの戦闘に突入する。
ジャスティスロードとドゥームズデイは
激しい闘いを繰り広げるが
最後はスーパーマンがドゥームズデイの前頭葉を
ヒートビジョンで焼き払い、ロボトミー処理をする事で
ドゥームズデイを沈静化させ、決着をつけた。



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そして、留置場でこの闘いを中継で見ていた
レックス・ルーサーはひとり、つぶやいた。
「奴らじゃない」と。



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ロード達の世界ではジャスティスリーグを監視していた
ロード・バットマンが捕らえたフラッシュの様子が
おかしい事に気付いた。
心音が突然乱れ、フラッシュの心電図が反応しなくなったのである。
自分たちの世界のフラッシュの死を思い出したロード・バットマンは
思わずフラッシュの独房に駆け込むが、
これはフラッシュの仕掛けた罠だった。
心臓の動きを加速する事で心電図が反応できなくしたのである。
自由になったフラッシュはロード・バットマンは気絶させ、
ジャスティスリーグの仲間を救い出した。
そしてジャスティスリーグのメンバーはホークガールを救うため、
彼女が捕らえられているのが悪人を収容する為の病院
「アーカム精神病院」であると予測し、そこへ向かう。
だが、リーグ・バットマンは時空転移装置を乗っ取る為に
単独行動をとり、この世界のバットケイブへと向かっていた。



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アーカムに辿りついたリーグの面々が見たのは
すっかり凶悪さを無くした、
かつてのゴッサムシティの悪党たちだった。
彼等の額にはスーパーマンのヒートビジョンにより
ロボトミー処理された跡が残っていた。
しかし、ジャスティスリーグのメンバーは
案内をしていたジョーカーに
本物のジャスティスロードではないと見破られ、
ロード・スーパーマンと同じ姿をした護衛アンドロイドと
戦う羽目になってしまう。



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一方バットケイブにやってきたリーグ・バットマンの前に
ロード・バットマンが現れ、こちらでも戦いが始まっていた。
リーグ・バットマンはその力の使い方が間違っている事を
ロード・バットマンに諭そうとするが
「その力で、我々は銃を持った暴漢によって
両親を失う8才の子供がいない世界を作ったのだ!」という
ロード・バットマンの言葉を聞き、自らの負けを認め、
戦闘を中止する。
そしてアーカムにおいてジャスティスリーグ達が
戦闘状態にある事を知ったふたりのバットマンは
バットモービルに乗り、アーカムへと向かう。
バットモービルで走る、この世界のゴッサムシティは
リーグ・バットマンにとって信じられないほど美しく、
平和な街になっていた。
しかし、ほんの些細な事で簡単に
人々が逮捕されてしまうこの世界のやり方を
目の当たりにしたリーグ・バットマンは
ロード・バットマンに問いかける。
「彼等はこの街を本当に愛していたと思わないか?」
「彼等?」
「父と母さ。彼等は君の事を心のそこから誇りに思うだろう。」
その言葉にロード・バットマンは答える事が出来なかった…。



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ジャスティスリーグは護衛アンドロイドを全て破壊し、
捕われていたホークガールを見つけだし、
アーカムを脱出しようとするが、すでに警察や軍隊により、
病院は包囲されていた。
しかし、そこにロード・バットマンが現れ、
警察官達を下がらせ、ジャスティスリーグ達を
バットケイブまで連れて来た。
ロード・バットマンはジャスティスリーグが
元の次元に戻る為に時空転移装置を操作し、
時空の入り口を開く。
リーグ・バットマンは時空の穴に入る前に、
ロード・バットマンを振り返る。
ロード・バットマンはリーグ・バットマンの
無言のメッセージにそっと頷く。
そしてジャスティスリーグは元の世界へと戻って行った…。



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ジャスティスリーグの世界では
レックス・ルーサーが脱獄を知ったジャスティスロードが
レックスを捕らえる為に出動していた。
レックスを容易く追いつめたロード達。
しかし、そのレックスは
リーグ・マーシャン・マンハンターが化けた偽者だった。
こうしてジャスティスロードとジャスティスリーグ、
同じ力を持つ両者の戦いが始まった。
激しい戦いが繰り広げられる中、フラッシュは
ロード・スーパーマンに追い詰められていた。
躊躇いもなく、フラッシュに止めをさそうとする
ロード・スーパーマンの前に現れたのは
リーグ・スーパーマンとレックス・ルーサーだった。
リーグ・スーパーマンはジャスティスロードを止める為に
釈放と引き換えにレックスの協力を請うという
苦渋の決断をしたのであった。



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ジャスティスロードたちはレックスの
「パワーディスラプター」によって
次々とパワーを奪われ、捕らえられていった。
ロード・スーパーマンは
「これからレックスのする行いは全て貴様の責任だ!」と
リーグ・スーパーマンに怒鳴り付ける。
「確かに高い代償を払う事になるだろう。
しかし、君の世界よりはましだ」
リーグ・スーパーマンは自らの覚悟を確かめるように、
静かに答えた。



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その後、釈放されたレックス・ルーサーは
政界への進出をマスコミの前で宣言するのであった。



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かつて、スーパーマンがダークサイドによって
洗脳された事件を切っ掛けに
スーパーパワーを持つ超人達が暴走した際に対抗する為に設立された
「プロジェクト・カドミュス」のリーダー、アマンダ・ウォーラーは
ジャスティスロード達の件を知り、危機感を募らせていた。

そんな中、プロジェクトのメンバーのひとりであり、
実験の失敗で降格させられたドクター・マイロは
プロジェクトに復讐しようと
あの「ドゥームズデイ」を解き放ったのである。
もともと、ドゥームズデイはヒーロー達に対抗する為に
「プロジェクト・カドミュス」がスーパーマンの遺伝子を元に
作ったスーパーマンの不完全なクローンであった。
だが、その力はあまりに強く、コントロールが不可能であった為、
宇宙へ放逐されたのであった。
しかし、ドゥームズデイは再び、地球に戻ってきて、
ロード・スーパーマンに破れた後、
「プロジェクト・カドミュス」の施設に収容されていたのであった。



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解き放たれたドゥームズデイはドクター・マイロを殺害後、
宿敵スーパーマンを殺す為に施設を脱出する。
そして火山噴火から人々を逃がす作業にあたっていた
スーパーマンの前にドゥームズデイは姿を現した。
ドゥームズデイの圧倒的なパワーに
追い詰められて行くスーパーマンは
ロード・スーパーマンのように、
ヒートビジョンをドゥームズデイの額に放つが、
強化されたドゥームズデイには通用しなかった。
しかし、スーパーマンは火山の溶岩の中に
ドゥームズデイを投げ込み、
溶岩で固められたドゥームズデイを
ファントムゾーンに追放する事で、
なんとか撃退に成功するのであった。



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その後、レックス・ルーサーは大統領に立候補し、
選挙での勝利も現実味を帯びて来ていた。
そんな中、ハントレスとクエスチョンの二人は
レックスのデータを盗み出し、
ジャスティスロードの存在を知ってしまう。
ジャスティスロード達の世界、レックスの大統領への立候補、
そしてこちらの世界のスーパーマンがロード・スーパーマンと
同じ方法でドゥームズデイにとどめをさそうとした事実。
それらを知ったクエスチョンは単独で
レックスの元を訪れ、彼を暗殺し、
間違った未来が現実になることを止めようとするが
逆に普通の人間であるはずのレックスの超人的なパワーに
逆に打ち倒されてしまう。



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その後、クエスチョンは「プロジェクト・カドミュス」に
引き渡されてしまう。
ハントレスと、彼女にクエスチョンの捜索を依頼された
スーパーマンの二人は手がかりを元に、
「プロジェクト・カドミュス」の本部に辿り着き、
クエスチョンを救い出す。



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ウォッチタワーに戻った後も、
「ジャスティスロード化」に対する議論が
メンバー内で続けられていた時、
突如、ウォッチタワーのレーザーが作動しはじめる。
メンバー達は必死でレーザーを停めようとするが間に合わず、
レーザーはクエスチョンが捕らえられていた
「プロジェクト・カドミュス」の本部を撃ち抜き、
その周辺にも大きな被害を与えたのであった。
直ちに救出作業に向かうリーグのメンバー達であったが、
人々はリーグに対する信頼を失っていった。



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自体を重く見たアマンダは
本格的にジャスティスリーグを捕らえる為、
スーパーガールのクローンであるガラティと
アルティメンのクローン部隊に
ウォッチタワー襲撃を命令していた。



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一方ウォッチタワーではこの事体をおさめる為にバットマンを除く、
ジャスティスリーグのオリジナルメンバー6人が
アメリカ軍に投降する事を決めていた。

投降する事を拒否し、単独行動をしていたバットマンは
アマンダの前に姿を現し、今回、ウォッチタワーの
コンピュータを外部から操作し、
レーザーを発射出来た可能性のある人物として
レックス・ルーサーがいる事を彼女に伝えた。



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その頃、ウォッチタワーでは
残っていたジャスティスリーグのメンバーと
ガラティ率いるクローン軍団との激しい戦いが
繰り広げられていた。
事の真相が明らかになり、アマンダが作戦を中止を
ガラティに伝えたがガラティは暴走し、
スーパーガールとの戦闘を続行する。
しかし、スーパーガールはガラティを返り打ちにし、
ウォッチタワーでの戦闘は終結したが、その被害は甚大で
すぐに活動できる状況ではなかった。



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レックス・ルーサーはその頃、自らつくり出した
アンドロイドボディに自らの精神を移し替えようとしていた。
が、そこにバットマン、アマンダ、
そして釈放されたジャスティスリーグの
オリジナルメンバーが現れ、その計画は阻止されてしまう。
これで終わりかと思った瞬間、
レックスの体内から機械のパーツや触手が飛び出して、
そして腹部にロボットの顔が出現した。
クリプトン人によって作られた生体コンピュータ
「ブレイニアック」がレックスの体内に潜んでいたのである。



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ジャスティスリーグの猛攻から逃げ切ったレックスは
様々な機械を吸収し、
ブレイニアックと完全に融合していき、力を増していった。
他のメンバーがガラティ達の襲撃の所為で動けない中、
オリジナルメンバーの7人で
レックス/ブレイニアックに戦いを挑む。
レックス/ブレイニアックはアンドロイドを生み出し、
その姿を「ジャスティスロード」に変え、
ジャスティスリーグと戦わせる。



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しかし、本物のジャスティスリーグたちの実力には遠く及ばず、
アンドロイドジャスティスロード達は
いとも簡単に破れ去って行った。
最後に残ったレックス/ブレイニアックであったが
その力はあまりにも大きく、
リーグのメンバーはひとり、またひとりと倒れていく。
そして、最後に残ったフラッシュは賭けにでる。



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最高速度まで加速した体当たりをくり返す事で
その衝撃波でレックスの体から
ブレイニアックを引き剥がしていったのである。
さらにスピードフォースの力を最大限に引き出し、
レックスの体に超振動を与え、ブレイニアックを完全に
レックスの体から引き剥がした。



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しかし、その代償として、フラッシュの体は
スピードフォースに飲み込まれ、その姿を消していった。
ジャスティスロード達と同じように
フラッシュを失ってしまったメンバー。
レックスにつかみかかるスーパーマンの目が赤く光る。
だが、スーパーマンはレックスを殺さなかった。
その瞬間、この世界の未来が
ジャスティスロード達の世界へと進むの道は
完全に閉ざされたのである。



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その時、マーシャン・マンハンターが
かすかに残るフラッシュの存在を感じ取る。
今まさにスピードフォースに
飲み込まれようとしていたフラッシュを
6人が力を合わせ、引きずりだし、その救出に成功し、
この戦いに終止符が打たれたのであった…。



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その翌日、今回の事件に対し
罪悪感を抱いていたスーパーマンは
オリジナルメンバーの6人と共に
宇宙空間から人々を見下ろすウォッチタワーの放棄と
ジャスティスリーグの解散を発表する。

しかし、グリーンアローはジャスティスリーグは
続行すべきだと訴えた。
世界にはジャスティスリーグが必要であり、
ジャスティスリーグにはスーパーマンが必要だと。

群集もそれに拍手で賛同した。
スーパーマンはそれに応え、ジャスティスリーグを続行し、
より人々に近い地上に新しいベースを構える事を
約束するのであった…。

posted by JOSH | Comment(0) | TrackBack(0) | DC CHARACTERS
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