今回はBATMANに登場するヴィラン(悪役)をラインナップした
ROGUES GALLERY(犯罪容疑者の写真帳、または泥棒のアジトという意味)です。

THE PENGUIN、KILLERCROC、MAN-BAT、MR.FREEZE、そして初フィギュア化となる
BLACK MASKがラインナップされています。
以前発売されたBATMAN:HUSHシリーズで登場しなかったヴィランだらけなので
合わせて飾るのもありかと思います。
THE PENGUIN

本名はオズワルド・チェスターフィールド・コボルポット。
常にシルクハットに燕尾服という正装姿のペンギンは
以前は様々な武器を仕込んだ傘と鳥類を使った犯罪が得意でしたが
現在はナイトクラブを経営し、ゴッサムシティの裏社会の顔となっています。
アニメ版やアレンジされたフィギュアは何体か発売されていますが
コミック版をベースにしたフィギュア化は非常にめずらしく
おそらく89年にTOYBIZ社が発売したDC COMICS SUPER HEROES以来の登場です。

付属品はトレードマークとも言える傘とシルクハット
そして、着脱可能な煙草です。

顔のアップ。非常な凶悪な面構えで造型されています。
BLACK MASK

本名はローマン・シオニス。
フォルス・フェイス・ソサイエティ オブ ゴッサムという
覆面をしたギャング団を率いていました。
4代目ロビンであったステファニー・ブラウンの死にも関わっています。
ブラックマスクというキャラクターがフィギュア化されるのは今回が初めてです。
今までのDC DIRECT製のフィギュアと比べて肩のボールジョイントの可動が
広くなっています。


付属品と顔のアップ。
付属品にはヘルメット、のこぎり、電動ドリルが付属してますが
これらがコミックでどのように使われたアイテムなのかはわかりません。
MAN-BAT

本名カーク・ラングストーム。
難聴を治療する為に蝙蝠を用いた薬を研究していたが
その薬の副作用で蝙蝠人間マンバットへと変貌してしうのであった。
フィギュア化はコミック版としては初めてです。
アニメ版などのフィギュアはいくつか発売されており
昨年もアニメTHE BATMAN版のフィギュアが登場していました。

巨大な翼は薄めの柔らかい、クリアのPVC製です。
翼に繋がる指の部分も多少可動するようになっています。


脇の下の部分の羽は腕の動きにあわせて引き出すようになっています。
KILLER CROC

本名ウェイロン・ジョーンズ
体に緑色のウロコが生えてくると言う奇妙な皮膚病の持ち主で
幼少のころよりトラブル続きの人生を送った彼は
しだいに犯罪へと手を染めていきます。
コミック版としてのフィギュア化はマテル社が6インチサイズで発売してますが
今回のキラークロックはマテル版のような巨大な尻尾はなく
よりコミック登場時に近いすがたになっています。



背中のウロコも細かく造型されています。顎も可動します。
頭蓋骨が付属。
MR.FREEZE


本名ビクター・フリーズ
冷凍装置の実験に失敗し、クーラント液をあびてしまったビクターは
常に体温を冷凍状態にしないと生きられない体になってしまった。
実験の打ち切りを決めた会社に復讐するため、彼はミスターフリーズへと姿を変える…。
アニメ版でのオリジンストーリーや映画での登場により一躍有名ヴィランの仲間入りを
はたしたミスターフリーズはマテル版でもフィギュア化されてますが
今回は細身な体型での造型されています。
レトロな感じなアーマーのデザインが最高です。
ブラックマスク同様肩の可動はかなり広いです。

もちろん右手に持たせる事が出来る冷凍銃も付属しています。

頭部のカプセルは脱着可能で首もボールジョイントで可動します。