2007年03月15日

GHOST RIDER MOVIE SERIES:ケアテイカー

映画版ゴーストライダーの大きな魅力の一つとなっている
「オリジナルじゃないけどオリジナル」なケアテイカー。
今回は映画版ケアテイカー/カーター・スレイドのフィギュアを
紹介してみたいと思います。

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GHOST RIDER MOVIE SIRIES 1
CARETAKER
(HASBRO/2007)


この映画版ケアテイカーはコミック版の
色々な要素を取り入れたキャラクターになっています。
と言う訳で、コミック版のキャラクターも一緒に
合わせて紹介していきます。

フィギュアの紹介を読む

コミック版ケアテイカーについて

コミック版カーター・スレイドについて


映画での「CARETAKER/Carter Slade(ケアテイカー/カータースレイド)」

1860年代のアメリカ、CARTER SLADE(カーター・スレイド)は
騎馬警官の一人であったが
自らの欲望に負け、罪を犯し、絞首刑を言い渡された。
しかし、そこに現れた悪魔「メフィスト」と契約し、
命を助けてもらう代償に、メフィストの僕であり、
メフィストに成り変わって地上に逃げ出した悪魔達を捕らえる
「ゴーストライダー」となったのである。

ある時、カーターにメフィストの命により
メキシコにある「サン・ヴェンガンザ」という村に送り込まれる。
この村の住民はかつては善良な人々であったが
ある一人の村人が悪魔メフィストと
「富」を得る代わりにその魂を売り渡すという契約を交わした。
莫大なる財産を手に入れた仲間を見た村人達は次々と
メフィストと契約していき、堕落していった。
村人達は自らに与えられた財産だけでは我慢できなくなり、
遂には欲望に任せ、相手の財産を奪うために殺しあいを始めた。
誰かが放った火は村中を包み込み、全ての命は失われた。
こうしてメフィストはその策略どおりに1000の「汚れた魂」を
手に入れようとするのであった。

カーターは「サン・ヴェンガンザ」へと赴き
村人達とメフィストが交わした「契約書」を手に入れる。
だが、その契約書をメフィストが手にする事は
世界に対しての巨大な脅威となると感じ、
カーターはメフィストに契約書を渡す直前に
ゴーストライダーに変身し、
愛馬「Bamshee(バンシー)」を駆ってその場から逃走する。

そして150年の月日が流れ、
カーターはケアテイカー(墓守)に身を扮し
悪魔達に見つからぬように、ひたすら待ち続けた。
自らの過ちを正してくれる、「後継者」が現れるのを…。





コミックでの「CARETAKER/ケアテイカー」

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画像右はケアテイカーのアクションフィギュア。
ゴーストライダーの5インチシリーズにおいて
発売される予定だったが
結局はキャンセルされてしまった。

コミックでの「CARETAKER」は
2万年以上の昔から「スピリット・オブ・ベンジャンス」に協力し、
悪魔「ZARATHOS(ザラソス)」に対抗してきた謎の集団
「BLOOD(ブラッド)」のメンバーの一人である。
「スピリット・オブ・ベンジャンス」のパワーを集め、
「力のメダリオン」を作り出したブラッドは
ザラソスを倒す事に成功し、その力の一部をメダリオンに封印した。
だがそのパワーは非常に強大であり、
ブラッドのメンバーはメダリオンを分割し、
2つの家族の血統に代々受け継がれていくようにした。
その2つの家系を見守り続ける役目を負ったのが
「ケアテイカー」である。

彼が初登場したのは「GHOST RIDER vol.2 #28」。
ニューオリンズにおいて2代目ゴーストライダーが
X-MENと共に寄生生物ブルードと戦った直後である。
ケアテイカーは宿主であるダン・ケッチが死にかけていた
2代目ゴーストライダーとジョニー・ブレイズの前に現れ、
2人に様々なアドバイスをしていく存在となる。
ジョニーとダンが兄弟である事や、
彼らの一族が「ゴーストライダー」の力を
受け継ぐ運命であることを2人に明かしたのもケアテイカーである。
こうしてジョニーやダン、
そしてもう一人のゴーストライダー「ベンジャンス」と共に
蘇ったザラソスと闘っていく事になる。




コミックでの「CARTER SLADE/カーター・スレイド」

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画像左:マーヴルコミックス社の「ゴーストライダー」第1号(1967年)
画像右:マガジン・エンタープライゼズ社の「ゴーストライダー」14号(1954年)

マーヴルコミックスの最初の「ゴーストライダー」は
マガジン・エンタープライゼズ社(以下ME社)の
「ティムホールト」誌11号(1949年)に登場し、作家レイ・クランクと
アーティスト、ディック・エアーズによって創作されたキャラクター、
その名も「ゴーストライダー」に倣って作られた。

ME社の「ゴーストライダー」は
ホラーテイストを持つ西部劇のキャラクターとして
「ティム・ホールト」誌や「レッド・マスク」誌、
「A-1コミックス」誌などで
コミックコード制度が導入されるまで活躍していた。

その後、ME社の持っていた「ゴーストライダー」というキャラクターの
名前やモチーフの特許が切れると、
マーヴルコミックスはロイ・トーマスとゲイリー・フレドリックの二人のライターと
(後にジョニー・ブレイズ版ゴーストライダーをつくり出したのもこの二人である。)
ME社時代に「ゴーストライダー」を描いていたアーティスト、
ディック・エアーズなどのスタッフと共に、
新たな「ゴーストライダー」を1967年2月にスタートさせる。
マーヴル版「ゴーストライダー」の設定等は
ME社版「ゴーストライダー」に非常に近い、
19世紀のアメリカ西部を舞台とするストーリーであったが
ホラー的な要素は省かれた。
そのマーヴル版の最初のゴーストライダーが
「カーター・スレイド」である。

なお、1972年にジョニー・ブレイズを主人公にした
新たな「ゴーストライダー」が始まると
この西部版ゴーストライダーは
「PHANTOM RIDER(ファントム・ライダー)」と改題される。
現在ではカーターの弟リンカーン・スレイドの子孫である
ハミルトン・スレイドが
ファントムライダーとして活躍しており、
「Civil War」などのクロスオーバーにもその姿を見せている。


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日本版が5月に発売予定のゲーム「MARVEL ULTIMATE ALLIANCE」では
ゴーストライダーのコスチュームバリエーションとして
ファントムライダーのコスチュームも用意されている。


GHOST RIDER/ゴーストライダー(1967年版)

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1870年代のアメリカ、コマンチ族の一人のシャーマンが
神が住むと言われる峰へと登っていた。
彼はそこで神の言葉を聞こうとしていたのだ。
彼が神に祈りを捧げると空に光り輝く流星が現れた。
それこそが神が自分に与えたサインだと感じたシャーマンは
自らを「Flaming Star(燃える星)」と名乗る事を決めた。
流星はフレーミングスターのすぐそばを通り過ぎ、
彼の体は流星から巻き起こった光り輝く塵に包まれた。
その光の粒の中で、フレーミングスターはある声を聞く。
『いずれお前の元に現れる勇者のために、
流星が残した光の塵を集めよ』
フレーミングスターはその声に従い、
可能な限り光り輝く塵を集めた…。

その後、ある開拓地に
Carter Slade (カーター・スレイド)という教師が
オハイオより移ってきた。
しかし、カーターはその開拓地で
ネイティブアメリカンの襲撃に巻き込まれる。
その襲撃は大地主ジェイソン・バーソロミューによって
仕組まれたもので、ジェイソンは自らの部下に
ネイティブアメリカンの格好をさせ、
農地を所有する人間を襲わせていたのだった。
襲撃により傷を負い、死にかけていたカーターは、
この騒動で両親を失った少年ジェイミー・ジェイコブスによって
助けられる。
ジェイミーは傷ついたカーターを馬に乗せ、
逃がしてくれたのだ。
馬はその後、コマンチ族によって発見され、カーターは
フレイミングスターの手によって命を救われる。

フレイミングスターはカーターこそが
予言された「英雄」であると信じ、
彼に「輝く塵」に被われたコートと
「ゴーストホース」と呼ばれる白き馬を与えるのであった。
カーター自身もこれは神がなんらかの目的の為に
自分に与えた運命だと信じ、
そのコートとマスクを身にまとい、
「Banshee(バンシー)」と名付けられた
ゴーストホースを駆る
「GHORST RIDER(ゴーストライダー)」となり、
悪と闘う決意をするのだった。

開拓地を襲撃したジェイソン・バーソロミューに立ち向かい
その罪を自白させ、自首するようにし向けた後、
ゴーストライダーはヴィジランテとして活動を始める。

ある時、ゴーストライダーは実の弟である
リンカーン・スレイドと共に
街を支配しようとするリーパー牧師と
彼のギャング団に立ち向かう。
廃坑におけるゴーストライダーとリーパー牧師の対決は
リーパーが自ら引き起こした崩落によって
命を落とす事で決着がついた。
しかし、崩落はゴーストライダーにも
致命的なダメージを与えていた。
ゴーストライダーは弟リンカーンに自らの正体を明かし、
その一生を終える。

そうして、ゴーストライダーの任務は彼の弟や
その子孫へと受け継がれていくのであった。






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ケアテイカー本体には特にギミックが内蔵されていません。
マーヴルレジェンドにおいて関節の質が向上していたので
今回も期待していたのですが、
このゴーストライダーシリーズは
一部関節で緩い部分がありました。
このケアテイカーは足首が緩かったです…。


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頭部は顎が可動します。
帽子も当然取り外し可能。
帽子の縁と頭部に凸凹が造型してあるので
簡単に脱げないようになっています。


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可動はフルポーザブル仕様になっていますが
指は付属の銃を持たせる為に固定になっています。
首、手首の炎以外にも
胸部にクリアパーツが使用されています。
コートは軟質素材で出来ていますが
足の可動に多少干渉します。
あと、膝部分の回転可動が存在します。


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付属品にはライフルが付属しています。
劇中クライマックスで
ジョニーが変化させたライフルが
デザインベースになっています。
ノベライズでは「地獄(ヘル)ガン」と表記されていました。
銃後部の激鉄がスイッチになっています。
左手にも持たせる事が可能です。


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西部劇風の衣装が非常に新鮮で
かっこいい劇場版ケアテイカーですが
それ故に劇中でのアクションシーンがなかったのが残念。


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前回の合成画像でも使用した
「ダークライダーバットマン」付属の馬です。
5インチサイズ用のものなので少し小さめですが
それなりに良い感じだと思います。
できれば「バンシー」も正式に
フィギュア化して欲しいところ…。


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ケアテイカーのコンセプトアートの中には
鞭を携えるものもありました。
もし劇中でアクショーンシーンがあったら
チェーンの代わりに炎の鞭を振り回してたかもしれません。

以上ウェスタンゴーストライダー「ケアテイカー」の
紹介でした。


posted by JOSH | Comment(0) | TrackBack(0) | GHOST RIDER
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