2006年10月28日

MARVEL LEGENDS SERIES14:バロン・ジーモ

今回は第二次世界対戦末期に、
キャプテンアメリカが冬眠状態になる切っ掛けをつくった
バロン・ジーモです。
比較的早い時期に死亡したのですが
息子にその役割が引き継がれた所為か
数々のヴィラン達が死んでは生き返りをくり返す中、
ハインリッヒ・ジーモは今でも甦っていません。


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MARVEL LEGENDS SERIES14 (MOJO SERIES)
BARON ZEMO
(TOYBIZ/2006)


モジョーの上半身が付属しています。

バロン・ジーモは元ナチスの天才的な科学者であり、
自らが発明した兵器「アドヒシヴX」や
レーザー兵器「デス・レイ」などを武器に闘いを挑んでくる。

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また、第二次世界大戦後、南米に潜んでいる間に空手も身に付け、
肉弾戦でも強力な攻撃を仕掛けてくる。

彼の死後、息子のヘルムートが「バロン・ジーモ」の名を継ぎ、
元々ヴィランだったメンバーを集めた「サンダーボルツ」などで
活動していた。

フィギュアの紹介を読む

BARON ZEMO/バロン・ジーモ
12代目のバロン・ジーモ、Heinrich Zemo(ハインリッヒ・ジーモ)男爵は
当時のドイツの中でも最も優秀な科学者の一人だった。
ジーモは国家社会党にもはやくから参加し、
ヒトラーが政権をとると、兵器開発の責任者として
抜てきされる事となる。

ジーモが研究開発しているレーザー兵器「デス・レイ」を
破壊する為、連合軍の軍曹ニック・フューリーと彼の部隊が
ジーモの城へと送り込まれた時、
ジーモは研究成果を失い、捕らえられる事を恐れ、
城ごと爆破してしまう。

アメリカやイギリスの新聞は
ジーモとこのレーザー兵器に関して
広く報道し、ジーモは連合軍の大きな標的の一人となる。
さらには、ジーモは秘密裏に行われていた実験に
不安を抱いたドイツ国民からも
非難を受けるようになってしまう。
自分が攻撃対象になっている事に気付いたジーモは
妻と息子ヘルムートを世間の目から隠し、
自らも正体を隠す為に赤いマスクを被るようになる。

ヒトラーにより資金提供を受けている秘密研究所において
研究を続けていたジーモは「アドヒシヴX」という名の
あらゆる形で罠として仕掛ける事の出来、
どんなことをしても剥がせない強力な接着剤を開発した。

しかし、その研究所は兵器開発を阻止しようとする
キャプテンアメリカにより急襲される。
キャップの放ったシールドは「アドヒシヴX」の入ったタンクを破壊し、
ジーモは中に入っていた「アドヒシヴX」を頭から被ってしまう。
ジーモはなんとかその場から逃げおおせたが、
彼の被っていたマスクは彼の顔面に貼り付き、
二度と脱げなくなってしまった。
見る事と呼吸する事はかろうじて可能であったが
食事を摂取する事が不可能となったしまい、
生涯に渡って静脈より栄養を摂取しなければならなくなってしまった。
この事はジーモに大きなショックを与え、彼を狂気へと追いやり、
キャプテンアメリカや同盟軍はおろか、彼の家族や人類そのものをも
憎悪の対象とするようになってしまう。

彼はその怒りを自らの研究に向けるが、
次第にそれだけでは納まらなくなっていく。
そして彼は数々のテロや破壊活動にも参加するようになっていき、
ヒトラーの右腕として破壊活動をしてきたレッドスカルと
ライバル状態になっていく。

しかし戦況はナチスドイツにとって悪い方向へと進んでいき
ジーモはドイツの敗北を感じ始めていた。
レッドスカルは第三帝国が敗北するとしても
キャプテンアメリカだけは抹殺しなければならないと決心していた。

レッドスカルはジーモにイギリスに渡り、試験段階の無人飛行機の奪取と、
そして、もし補給基地の警護の為にイギリスに派遣されている
キャプテンアメリカとバッキーにより妨害されるようなら飛行機ごと二人を
爆破するようにと命令を出す。
ジーモはレッドスカルの命令がキャップやバッキーの殺害だけでなく
あわよくばライバルである自分をも消そうとするものである事に気付き、
この計画を南米へ逃亡する為の手段として利用する事とする。
ドイツの敗北を悟ったジーモはずでに南米のジャングルに
自分の財産や科学施設を送っていたのであった。

ジーモがイギリスへと向かったのと時を同じくして、
同盟軍は密かにキャプテンアメリカをベルリンへと送り込んでいた。
キャプテンアメリカはそこでレッドスカルと最終対決を迎える事となる。
レッドスカルが崩れたビルに生き埋めになり、
決着をつけたキャプテンアメリカは
再びイギリスへと戻り、ジーモの計画を知る。

空港に現れたキャプテンアメリカとその相棒バッキーだったが
ジーモの反撃にあい、意識を失ってしまう。
そしてアメリカ軍の軍服を着せられた二人は爆弾の仕掛けられた
無人飛行機に乗せられ、ベルリンへと向けて飛ばされる。

キャプテンアメリカにとどめを刺したと考えたジーモは
妻と息子をドイツに残したまま、南米へと脱出する。
人知れぬジャングルの奥地に潜み、そこの原住民を支配下においたジーモは
その後、10年に渡って世界を征服する為の兵器の開発に没頭する。

しかしその数年後、ジーモは殺したはずのキャプテンアメリカが復活し、
再びヒーローとして活動を開始した事を知る。
再びキャップに対しての怒りが甦ってきたジーモは
ヴィラン達を集め、「マスター オブ イヴィル」を結成し、
キャプテンアメリカとアベンジャーズに闘いを挑むがそのパワーの前に破れてしまう。

その後も様々なヴィランと手を組んだり、
サイモン・ウィリアムズをワンダーマンへと変え、刺客として差し向けたりしたが
ことごとく計画は失敗してしまう。

最後にジーモはキャプテンアメリカの友人リック・ジョーンズを誘拐し、
アベンジャーズ達を南米の基地へとおびき出し、総力戦を挑む。
ジーモは完成させた「デスレイ」でキャップを殺そうとするが、
キャップのシールドに反射した太陽光に目が眩み、山を撃ってしまう。
その結果、「デスレイ」は土砂崩れを引き起こし、
ジーモは土砂に飲み込まれその一生を終えるのであった…。





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息子であるバロン・ジーモII(ヘルムート)のアクションフィギュアは
1984年にMATTEL社の「SECRET WARS」シリーズ2で発売されましたが
父親ハインリッヒ・ジーモは今回が初アクションフィギュア化となります。



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頭部のアップ。
目の周りなどをよく見ると年老いていることがわかります。
バリアント版でマスクを外した状態のフィギュアもあります。


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可動に関してはスカート部分が足の可動に多少影響するのと
(それでも見た目よりは動きます。)
腰の回転が不可能なので
カッコよく空手チョップポーズが取れないのが残念なところ。
腰についているガンは取り外し不可。完全に飾りです。


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付属品は鷲の飾りがついている錫です。
付属のコミックの中ではジーモは手にした錫から
催眠電波を発し、人々を操る場面があります。
右手のピンに挿して固定します。


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コミックの方は1964年発行の「THE AVENGERS」の第6号。
バロン・ジーモがその姿を初めて現した号で、
ジーモとキャプテンアメリカの因縁や
キャップが加わったばかりの「アベンジャーズ」と
アベンジャーズのメンバーにかつて破れたヴィランを集めた
「マスター・オブ・イヴィル」との激突が
描かれています。


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この「アベンジャーズ」と「マスター・オブ・イヴィル」の初対決は
アレックス・ロスとカート・ビュシークの代表作のひとつ
「MARVELS(マーヴルズ)」でも描かれています。
(画像左がオリジナル、画像右が「マーヴルズ」での同じシーン)
「マーヴルズ」をお持ちの方は見比べてみると面白いと思います。


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シリーズ13から始まったバックカードを使った背景と
その為のスタンドも付属してます。


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というわけで、
キャプテンアメリカの歴史を語るうえで欠かす事の出来ないヴィラン、
バロン・ジーモの紹介でした。
ヘルムート版のジーモもそのうちでるんでしょうかね…。

この記事へのコメント
>また、第二次世界大戦後、南米に潜んでいる間に空手も身に付け

なんで南米で空手を……? やっぱり日本人移民からなんでしょうかね。それでもチョット違和感は在りますが。
Posted by NameLess@どうも始めまして米玩亭さん。 at 2011年02月08日 00:00
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