2006年10月27日

MARVEL LEGENDS FACE-OFF:バロン・ストラッカー

今回は前回紹介したレッドスカルのバリアント版にあたる
バロン・ストラッカーを紹介します。

パッケージは「レッドスカル」の表記のままですが
まったく別のキャラクターです
日本語版コミックでは小学館プロダクションから発売されていた
「X-MEN」第五巻にちょっとだけ登場しています。

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MARVEL LEGENDS FACE-OFF
CAPTAIN AMEICA VS. RED SKULL(VARIANT)
(TOYBIZ/2006)


バロン・ストラッカーはナチスの中でも優秀な戦略家であり、
天才的な剣術、射撃のスキルを持っている。

バロン・ストラッカーの体は
「デス・スポアー・ウィルス」の宿主となっており
触れるだけで、その相手を即死させる事が出来る。
そのウィルスはまた、ストラッカーの傷を直す力をも持っている。
彼の死はすなわちそのウィルスが世界中にばらまかれる事を意味する。

右手に装備している「SATAN CLAW(サタンの爪)は
ガトリングガン、ナイフ、テレポート機能などが備わっており、
ストラッカーの身体能力を増幅させ、
プラズマボルトを放つ事も可能である。

また、部下に作らせた血清のおかげで
ライバルであるニック・フューリー同様に
老化のスピードが遅くなっている。

フィギュアの紹介を読む

BARON STRUCKER/バロン・ストラッカー

19世紀末、Wolfgang von Strucker
(ウォルフガング・フォン・ストラッカー)は
フランス-プロセン戦争においてバイエルンに配属された
高貴なプロセン人の家系に生まれた。
ストラッカーの顔に残る傷はフェンシングによるものだが、
その腕前はハイデルベルグの大会においてチャンピオンになる程である。

1933年、アドルフ・ヒトラーが台頭してくると
ストラッカーも彼が率いる国家社会党(ナチ党)に参加し、
イギリスでの新たな王家の擁立など様々な任務に従事し、
短い期間にその悪名を轟かせる事となる。

第二次世界大戦が始まるとストラッカーは「死の頭」隊の中将に任命され、
ロマノフ王朝王女の誘拐・暗殺、ラトヴェリアへの侵攻などの任務につく。
だが、アメリカが参戦し、ニック・フューリー率いる
「ハウリング・コマンド」がナチスにとって邪魔な存在となり始めると
ヒトラーはニック・フューリーの屈辱を与えるように
ストラッカーに命じる。

ストラッカーはニック・フューリーに1対1の剣術による決闘を申し込み、
ニックもその申し出を受け入れた。
ストラッカーは闘いの前に乾杯を提案する。
しかし、そのグラスには薬が仕込んであった。
剣術の腕前はストラッカーの方が数段上でありながらも
フューリーは中々倒す事が出来ずにいた。
だが、遂には薬が効果を現し、ストラッカーは勝利を納める。

フューリーの敗北の報はすぐにドイツに伝わり、
ナチスのプロパガンダとして使われた。
だが、その後、すぐにストラッカーとフューリーは
再び戦場で合いまみえる事となる。
この闘いでストラッカーはフューリーに破れ、
先のプロパガンダも無意味なものとなっていしまう。

ストラッカーは「ハウリング・コマンド」に対抗する為に
「ブリッツクリーグ隊」を組織するが、何度となく敗北を喫する事となる。
さらにはブリッツクリーグ隊は
時のイギリス首相チャーチルの暗殺を画策するが
これもアメリカのヒーロー部隊「インベーダーズ」に阻止されてしまう。
この度重なる失敗の結果、ストラッカーは
ブリッツクリーグ隊から見捨てられてしまう。

数々の失敗に辟易したヒトラーはストラッカーに
フランスの都市シャブーの抵抗勢力の掃討或いは街の破壊を命じる。
ストラッカーは街を破壊するまでもなくレジスタンスのメンバーを捕まえ、
列車に乗せ、キャンプまで連行しようとしたが、
そこで再び「ハウリング・コマンド」の攻撃に合う。
ストラッカーは街中に爆弾を仕掛け、街を破壊しようとするが、
ストラッカーを巻き込むのに十分な火力をもつ爆弾を持った
ニック・フューリーと対峙する。
膠着状態に陥ったストラッカーはシャブーの人々を避難させる事を認め、
残った二人だけで決着をつける事となる。
街が破壊される中、二人は激しい闘いを繰り広げるが、フューリーは
ストラッカーを見失ってしまう。

そしてヒトラーは公安部隊(ゲシュタポ)に
シャブーの人々の避難を許可したストラッカーの
逮捕と処刑の命令を出すのであった。

ストラッカーはドイツを逃げ出し、
すでにヒトラーの敗北を予感し、
新たに組織を準備していたレッドスカルを頼る。
レッドスカルはこの新たな組織づくりの為にストラッカーを
日本へと送りだす。
しかし、ストラッカーはこの命令を無視し、逃亡する。
逃亡したストラッカーは日本において、
暗殺集団「ハンド」と手を組み、密かに自らの組織を作り上げていった。
そして、遂には秘密組織「ヒドラ」の首領となるのであった。

第二次世界大戦終了後、
戦争犯罪人としての起訴を逃れたストラッカーは
長きに渡ってヒドラを支配していく為に、
老化を遅らせる血清を科学者に作らせた。
そしてストラッカーはアーノルド・ブラウンを
表向きのヒドラの支配者とし、
自らは「THEM」という仮の名を使い、
影から組織を操るようになっていった。
しかし、ブラウンによる仮の支配は宿敵ニック・フューリー率いる
アメリカの諜報期間「S.H.I.E.L.D.」によって崩壊させられる。
ストラッカーもヒドラの科学調査部門が分裂した際に
「THEM」という名を捨てる。

だが、ストラッカー自身はドン・アントニオ・カバレロ、
エミール・アリ・ベイ、
そして「S.H.I.E.L.D.」のエージェント、ジョン・ブロンソンなどの
偽名を使い、その正体を隠し続けた。
しかし、その正体を暴かれる日がついに訪れた。
ストラッカーはヒドラの本部があるヒドラアイランドにおいて
「デス・スポアー・ウィルス」をばらまく爆弾を準備していたが、
島に侵入し、ストラッカーに変装したニック・フューリーの策略により
自らの部下に撃たれてしまい、爆弾の発射口へと落ちていったのであった。


その後、ヒドラの科学者は何体かの
ストラッカーのアンドロイドをつくり出し、
ついには「S.H.I.E.L.D.」を解散にまで追いつめるが、組織自体は
ストラッカーのリーダー性を失った事で大いな混乱に陥っていた。
そして組織の科学者がその命を投げ出して
ストラッカーを甦らせたのであった。

ストラッカーは組織の力を強化し、それを世界に知らしめる為に
「S.H.I.E.L.D.」に潜入させていた自らのアンドロイドを爆破させ、
1500人もの人間を殺した。

復活したストラッカーはその後も暗躍を続けたが、
ストラッカーが国連に対しての攻撃を企んだ事件をきっかけに
ニック・フューリーはヒドラの首領が
ストラッカーである事に気付くのであった。
そしてニックはストラッカーをアイスランドの基地まで追跡し
再び対決するのであった。
その結果、ストラッカーは右手をニックに切り落とされ
瀕死の重傷を負ってしまう。

生き残ったストラッカーは
右手にヒドラの科学者によって作られた
「サタンの爪」と呼ばれる義手を装着するようになる。
その後も国家安全保証会議の高官ヘンリー・ガイリックを操り、
世界中のヒーローを抹殺しようとするが、失敗に終わっている。

現在はバロンジーモの息子、ヘルマットと手を組み、
世界征服を狙っている。





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初フィギュア化となるこのストラッカーは
基本的には前回紹介したレッドスカルのボディを
そのまま使用しています。
カラーリングは作中でストラッカーの着ているコスチュームと
合わせてありますが、コミックの中でこのままのスタイルで
登場した事はありません。


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レッドスカルと並べると色が違うだけで、結構印象が違います。
造形的な違いはまずはその右手。
ストラッカーの代表的な装備「サタンの爪」が造型されています。


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そして頭部。フェンシングでついた傷もちゃんと再現されています。
横顔はどこかの教授に見えない事もないです…。
こういうおじさん顔の造型はトイビズは昔から得意ですね。
かなり良い出来です。


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可動に関してはレッドスカルとまったく同様です。
ただ、短刀は付属していません。
色々検索してみるとコミックでは
意外とキャプテンアメリカやニック・フューリーに対して
「サタンの爪」を使って肉弾戦を挑むなどの
アクションシーンもあるようです。


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キャプテンアメリカよりもニック・フューリーとの因縁が深い
バロン・ストラッカー。そんな二人の対決シーンをイメージ。
ストラッカーの持っている剣は
ゴッサム バイ ガスライト バットマンですこし紹介した
「POWER GUARDIAN BATMAN」のものです。


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このフェイス-オフのCAPTAIN AMEICA VS. RED SKULLセットには
ノーマル版、バリアント版共通で、前回紹介したコミックと、
この画像の2体並べて飾る為のベース、
V.S. SYSTEMのカードが付属しています。


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ボディは流用で、コミックとはまったく違うデザインながらも、
単なる色変えだけで終わらずにストラッカーの特徴を
うまく盛り込んで仕上げてあるフィギュアだと思います。
以上バロン・ストラッカーの紹介でした。

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