2006年09月03日

超合金魂VSメガモーフィス

子供の頃に持っていて今になって捨てなければ良かったと思い出す玩具。
自分にとって「ポピーのDX超合金レオパルドン」や「ポピニカGP-7」、
「スーパーアクションスパイダーマン」などの東映版スパイダーマン関連の
商品はそんな玩具のひとつです。

当時はスパイダーマンがアメリカンコミックのヒーローだとは知らず、
大人になってからも延々とつきあっていく事になるとは思いませんでした。
レオパルドンに関しては何度ネットオークションで入札しようと思った事か…。

そんな中、今回版権関係で誰もが無理だと思っていた
「東映版スパイダーマン」の商品が奇跡的にバンダイより発売されました。

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超合金魂
スパイダーマン&レオパルドン
(BANDAI/2006)

1978年にMARVEL社から東映がキャラクターの使用権を得て製作された
日本版「スパイダーマン」に登場するロボットを
大人向けの超合金ブランド「超合金魂」で商品化したものです。



とは言え、一応「米玩亭」を名乗る以上
これだけ紹介するのもなんだろうと思いまして
アメリカの方のスパイダーマンロボも合わせて紹介したいと思います。


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MARVEL MEGAMORPHS SERIES1
SPIDER-MAN
(TOYBIZ/2005)


みなさん御存じメガーモーフィスシリーズです。
2005年にシリーズ1と2が、今年の8月にシリーズ3が発売されている
マーブルヒーロー+変型巨大ロボットという
ある意味トイビズらしい商品。
MARVEL社からはミニシリーズでコミックも出版された。

タイトルには「VS」などと書いてますが
どちらの玩具が優れているかとかそういうのではなく
「スパイダーマン」で「巨大ロボ」という題材を
日本とアメリカでどのように表現しているかを
その違いを楽しんでもらいたいと思います。

というわけで以下の5番勝負でアメリカ玩具と日本玩具、
アメリカのセンスと日本のセンスの違いを比較してみましょう。

1.変型形態
2.ロボット形態
3.スパイダーカー
4.ミニフィギュア
5.ソフビ




1.変型形態



まずは「マーベラー」から。
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マーベラー
地球上ではマッハ15、宇宙空間では準光速で飛行できる宇宙戦艦。
(デザインモチーフは「レオパルドン」の名前の元にもなった豹)
マーベラーカノン、マーベラーファイアーサンダーなどの攻撃が可能。
モンスター教授の罠にはまり、毒蜘蛛の洞窟に捕われた
スパイダー星人「ガリア」のテレパシーに導かれ、地球にやってきた。
マシーンベムとの戦闘時にスパイダーブレスレットによって呼び出される。
スパイダーマンの乗ったGP7を収納した後、
「マーベラー・チェンジ・レオパルドン」のかけ声で
巨大ロボット「レオパルドン」へと変型する。


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艦橋後部のハッチが開閉でき、中にGP7を収納出来ます。
ハッチが開きにくい商品も存在するようですが
私が手に入れたものは丁度良い堅さです。


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ARACHNO-FIGHTER/アラクノファイター
トニー・スタークがスパイダーマンの能力を取り入れて
製作した「メガモーフィス」スパイディボットが変型した姿。
見た目通り、壁面や天井を自由自在に移動する事が可能


ロボット形態の手足が半分に割れ、8本の蜘蛛の足になっています。
背中に武器がウェブネットプロジェクテイルか
ガトリングガンが取り付けられます。


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胸部のコックピットにはスパイディのミニフィギュアが
搭乗可能です。



それでは変身です!

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2.ロボット形態



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レオパルドン
宇宙戦艦マーベラーが変身した姿。
全長60メートル、重量2万トンの巨大ロボット。
頭部についたアークターン、拳を飛ばすアームロケット、
胸から発射する銛の付いたレオパルドンストリングス、
右足に装備されているソードビッカーなどを駆使してマシーンベムと戦う。
物を透視する事も可能。


いろいろな物議を醸し出したスパイダーマンが搭乗する巨大ロボット。
アメリカの人の中には「SPIDEY MEGAZORD」などと呼んでる人もいました。
(MEGAZORDはアメリカでの戦隊ロボの総称)
実際、レオパルドンは東映特撮シリーズに始めて登場した巨大ロボットであり、
スパイダーマンの翌年に放映された「バトルフィーバーJ」にもそのスタイルは引き継がれ、以後のスーパー戦隊で巨大ロボットは
欠かす事の出来ないものとなっている。


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後頭部のボタンを押す事で、額のブーメラン「アークターン」を
飛ばす事が出来ます。
少し合わせが悪くちょっとしたショックで飛び出してしまう所は
アメリカンなクオリティです。


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変型用の腕は「アームロケット」の発射が可能です。
アークターン程ではないですが少し緩いです。
劇中では敵に当たったアームロケットは
自動的に腕に戻ってきていました。


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レオパルドンにはマーベラーに変型させる為の「変型用腕」の他に
可動を重視した「可動用腕」付属しています。
ポピーのDX超合金では変型する腕は壊れやすい部分でしたので
これは遊びやすい仕様になっていると思います。


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手首を武器保持用のものに変えることでソードビッカーを装備出来ます。
エネルギーを溜め、敵に対して投げ付ける一撃必殺の武器です。
技術やら予算やら色んな理由が重なり、派手なアクションが出来なかった
レオパルドンは出てきた途端にこのソードビッカーで敵を瞬殺する事も多く、
それ故に現在でも「東映最強のロボ」と呼ばれています。


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あまりの最強ぶりに劇中では出番の無かった「スパイダープロテクター」も
今回は付属しています。東映戦隊ロボの「剣+盾」というスタイルは
ここから始まっています。


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可動部分は全体的にはこんな感じです。
胸の部分も動きます。脚部も見た目以上に動きます。
もしかしたら実際の着ぐるみよりも動くかもしれません。
番組に登場するもの以上に動くロボット玩具って
結構画期的かもしれません。


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SPIDEY-BOT/スパイディボット
トニー・スタークがそれぞれのヒーローの特徴を取り込んで
開発した次世代の戦闘兵器が「メガモーフィス」である。
それぞれのメガモーフィスは戦闘用ビークルから人型ロボットへの
変身機能を持つ。スパイディボットはもちろん
スパイディの能力を取り込んであり、手首にウェブ発射機能を
備えている。


という訳で次はメガモーフィス版のロボットです。
スパイダーマンのデザインをベースにしたロボットになっています。


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腕にウェブネットプロジェクテイルとガトリングガンが
装備出来ます。


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背中に装備できる「メガパワーパック」を用いる事で
腕に装備した武器が作動します。


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まず付属するミニフィギュアで「メガパワーパック」のロックを
解除します。


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そして「メガパワーパック」からのびるコードを
いずれかの武器に接続します。


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そして「メガパワーパック」のスイッチを押す事で
ウェブやミサイルが発射します。
コードが堅いので自由に武器につなげるのが難しいですが
それなりに凝ったギミックになっています。





3.スパイダーカー



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スパイダーマシン GP-7
スパイダー星のテクノロジーを用いて作られた
スパイダーマンのスーパーカー。
最高時速は走行時で300km、空中ではマッハ4。
ミサイルや機銃を装備してあり、
マーベラーにはGP-7を操縦して乗り込む。

超合金魂レオパルドンのボーナスアイテムその1
「ポピニカ スパイダーマシン GP-7」です。


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同サイズのスパイダーマンフィギュアも付属しています。
右はポピニカGP-7とレオパルドンとサイズを合わせたミニGP-7です。


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サイズ比較用にMATTEL社HOTWHEELシリーズの
「BAT MOBILE」と並べてみました。


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SPIDER FORCE WEB CAR

対してアメリカ版スパイダーカーとしてひっぱり出してきたのがこちら。
1997年に発売された5インチサイズフィギュア用のビークルで、
当時地元のトイザラスで購入したものです。
今回紹介しているアイテムの中では最大のサイズです。
このウェブカーはその後もパッケージやカラーリングを変えて再販され続け、
今年8月にも「AMAZING SPIDER-MAN」シリーズのパッケージで
再び発売されました。


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車の前方には敵を捕らえる為の「スパイダーピンサー」やミサイルを装備、
側面には転がし走行と連動する折り畳み可能な蜘蛛の足が付いています。






4.ミニフィギュア



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超合金魂レオパルドンに付属のスパイダーマンのミニフィギュア。
ポピニカGP-7と同じ大きさになっています。
スーツの網模様は再現されていません。


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メガモーフィススパイダーマンに付属していたミニフィギュア。
大きさは2.5インチで、頭部、両腕、両足の5箇所可動。
スーツの網模様も再現されています。
武器を使用する際の「鍵」の役目もあります。


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大きさ比較用にそこら辺にあったスパイダーマンフィギュアと一緒に撮影。






5.ソフビ



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スパイダーマン
マーベラーを発掘しようとして鉄十字団に殺された山城博士の息子、
山城拓哉はスパイダー星人ガリアによって与えられた
スパイダープロテクターを装備することでスパイダーマンに変身する。
鉄十字団に教われ、瀕死の重傷を負った拓哉は
ガリアによりスパイダーエキスを注入され、九死に一生を得る。
そしてそのエキスの影響でスーパーパワーや
予知能力スパイダー感覚を発揮できるようになる。
左腕のスパイダーブレスレットからは「スパイダーストリングス」や
「スパイダーネット」が無尽蔵に発射される。
またスパイダープロテクトの力でどんな壁にも貼り付くことが出来る。



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ソフビ魂
スパイダーマン
(BANDAI/2006)

超合金魂レオパルドン付属のボーナスアイテムその2。
東映の歴代のヒーローを立体化しているコレクター向けのシリーズ
「ソフビ魂」のスパイダーマンが付属しています。
これはオープニング序盤に登場するポーズがモチーフだと思われます。
左腕に「スパイダーブレスレット」を装備しているのが
日本版スパイダーマンのデザイン的な大きな特徴で
このブレスレットを装着したスパイダーマンが商品化されるのは
今回始めてです。
どちらの足にも装着できる専用スタンドが付属しています。


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SPIDER-MAN/スパイダーマン
勉強は得意だが内向的なピーター・パーカーは放射能を浴びた蜘蛛に
噛まれた事で蜘蛛の力を得る。初めはその力を金を稼ぐ手段として利用し、
覆面レスラースパイダーマンとして活躍するが、その後
自らの慢心から育ての親であるベン叔父さんの死を招く事になる。
それがきっかけで「大いなる力には大いなる責任が伴う」事に
気付いたピーターはスーパーヒーローとして活動を始める。
蜘蛛に噛まれて得た能力は「怪力」「壁に貼り付く能力」
危険を察知する「スパイダーセンス」など。
腕から発射するウェブは自ら発明したウェブシューターと
ウェブカートリッジを用いている。カートリッジが尽きると
当然ウェブを発射できなくなる。



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SUPER HEROE "SOFVI"SERIES-01
THE AMAZING SPIDER-MAN
(HAPPINET/2005)


日本のハピネットから発売されたマーヴルヒーローのソフビシリーズ。
色々と発売予定はあったのですが結局はスパイダーマンと
ヴェノムしか発売されませんでした。
可動は両肩と腰の3箇所という
いたってスタンダードなものです。

この商品はアメリカ製のものではありませんが
材質が一緒である事やサイズがある程度似ている事もあり、
「アメリカデザインのスパイダーマン」として
ソフビ魂スパイダーマンと比較の為に紹介しました。




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当時は知らなかったとはいえ、東映版スパイダーマンは
自分のアメリカンコミックキャラクターの原体験にあたるもの。
このスパイダーマンとの出会いがなかったら、
今の米玩亭はなかったかもしれません。

とにかく、今回の「超合金魂スパイダーマン&レオパルドン」は
欲しいものが全部セットになった個人的にはとてもお得な一品でした。
東映版スパイダーマンに思い入れがある人には
絶対に手にとって欲しい商品です。

以上超合金魂VSメガモーフィスでした。


posted by JOSH | Comment(3) | TrackBack(0) | SPIDER-MAN
この記事へのコメント
通りすがりで拝見致しました。
一つ伺いたいのですがよろしいでしょうか?

「大きさ比較用にそこら辺にあったスパイダーマンフィギュアと一緒に撮影。」の画像で勢ぞろいしているフィギュアの一つなんですが。
東映版フィギュアの前、山口式フィギュアの右に位置するフィギュアについてです。
ミクロマンのマテリアルフォースサイズでしょうか・・

このフィギュアの商品名を教えて頂けませんでしょうか?
いきなりぶしつけで申し訳ありません。
Posted by 通りすがり at 2007年04月28日 15:44
御質問のスパイディは
TOYBIZ社より発売された
「MARVEL LEGENDS SHOWDOWN」というシリーズの
第一弾にラインナップされていた
「THE THING & SPIDER-MAN」のものです。

サイズはミクロマンより微妙に大きいですが
並べて飾ってもそれほど違和感はないです。
Posted by JOSH at 2007年04月28日 23:52
詳細なご回答に感謝致します。
ありがとうございます。
Posted by 通りすがり at 2007年04月30日 20:30
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