2006年08月19日

MARVEL LEGENDS:ソー

ジャイアントマンシリーズから本日紹介するのは
アベンジャーズ初代メンバーのひとり、「ソー」です。
日本では「トール」として知られている北欧神話に登場する
雷神です。

「ソー」自体はマーヴルレジェンドシリーズ3(2003年12月発売)で
一度登場しているのですが、今回再びラインナップされました。
コスチュームバリエーションでもなく、同じキャラがリニューアルされて
再登場するのは今回のソーが初めてです。

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MARVEL LEGENDS(GIANT MAN SERIES)
THOR
(TOYBIZ/2006)

ジャイアントマンの「右手」が付属しています。

ソーは魔力を封じ込められたハンマー「MJOLNIR(ムジョルニア)」を
振るう事で強力な力を発する。
このハンマーは魔力を持つ金属「ウル」で造られている為、
別名「URU HAMMER(ウル・ハンマー)」とも呼ばれる。
ハンマーには以下の6つの魔法がかけれれている。
1.相応しい力を持つ者しか持ち上げられない。
2.地面を2度撃つ事で嵐を呼ぶ。
3.投げても自動に戻ってくる。
4.次元の門を開き、次元移動を可能とする。
5.人間の姿に変身する。
6.飛行能力

ソーの義理の弟で欺瞞の神「ロキ」の策略で
戦闘に不向きな短い柄になってしまったが
それでもマーヴルユニバースでも最強の武器のひとつである事には
変わりはない。

THOR/ソー
ニューヨークで暮す、足に障害を抱える優秀な医師
Donald Blake(ドナルド・ブレイク)は
前々から興味をもっていた北欧神話の舞台、ノルウェイに
休暇で訪れていた。
そこでドナルドは宇宙から飛来した岩の巨人に襲われる。
近くにあった洞窟に逃げ込んだドナルドだが入り口を
大岩で塞がれてしまう。
なんとか脱出しようとするドナルドは洞窟で見つけた杖を岩に打ちつけた。
その瞬間、ドナルドは魔法のハンマー「ムジョルニア」を携えた
雷神「Thor(ソー)」へと変わるのであった。
巨人を打ち倒したソーは「ムジョルニア」を地面に打ちつけると
再びドナルドの姿へと戻った。

神々の国アスガルドの全能神オーディンは
アスガルドとミッドガルド(地球)の両方の血を持つ子を望み、
ミッドガルドの女神ガイアと契りを交わす。
そしてガイアは(後にドナルドが始めて変身する事となる)
ノルウェイの洞窟においてソーを産み落とす。
産まれたソーはオーディンの正妻フリッガにより
アスガルドに連れてこられる。
幼きソーは義理の弟で巨人族の息子であるロキと共に育てられる。
ソーの素晴らしい力と人望を持ち、ロキは常にそれを妬んでいた。
ソーが8回目の誕生日を迎えた時、それを祝う為オーディンは
強力な魔力を込めたハンマー「ムジョルニア」をつくり出します。
そしてソーがいずれ一人前の戦士と認められた時に
与えられるということになる。
8年にわたる自己鍛練の後、ソーはムジョルニアを与えられ、
アスガルドの最も偉大な戦士と認められた。

ミッドガルドや他の8つの世界において多くの闘いと冒険をくり返し、
崇拝されたソーの心の中にはしだいに傲慢さが生まれる。
それを戒める為、オーディンはソーを足の不自由な只の人間に転生させて
ミッドガルドへと送り込んだ。
それ人物こそが医者ドナルド・ブレイクだったのである。

ノルウェイから戻ったドナルドはソーの力を使い、平和を守ることとなる。
そんな中、ソーの復活を知った義理の弟にして欺瞞と偽りの神であるロキは
凶暴なハルクを操り、ソーと戦わせようとする。
アイアンマン、アントマンやワスプ等と共にロキを撃退したソーは
その時のメンバーと「アベンジャーズ」と呼ばれるチームを結成する。

はじめはソーとしての記憶がなかったドナルドだが、
時間と共に過去の記憶が甦り、遂にはオーディンが現れ、
今までの事情を全て明かすのであった。





ソーと共に魔人サーターの軍勢である悪魔達に立ち向かった異星人の勇者、
「ベータ・レイ・ビル」がオーディンより、
ムジョルニアと同等の魔力をもつ「ストームブレイカー」を与えられた際、
ムジョルニアの「人間に変身する魔法」は「ストームブレイカー」に移され、
ソーはドナルド・ブレイクの姿を取る事を止める。
そしてS.H.I.E.L.D.ハに頼み、シガード・ジャールソンという
新たなるアイデンティティを用意してもらう。
その後シガードは建築家エリック・マスターソンと
その息子ケビンと知り合いになる。
しかしエリックはある事件の際にソーをかばって瀕死の重傷を追う。
ソーはエリックを助ける為にエリックと融合する事となる。
ある時、ケビンとその母親であるマーシーに対してロキが罠を仕掛けるが、
エリックの秘書スーザンの命によってそれは防がれる。
かつてない怒りに包まれたソーはオーディンによって定められた掟を破り、
「神殺しの秘術」を用いて、ムジョルニアに
ロキのエネルギーを全て吸い取り、ロキを滅ぼす。

しかし、これはロキと地獄の王メフィストによって企てられたものであり、
ロキの魂はオーディンの中に入り、
オーディンの魂はメフィストの元へと送られる。
そしてオーディンの中のロキはソーの魂を追放する。
オーディンと化したロキの理不尽な圧迫は次第に強くなっていくが
突然のメフィストの裏切りにより、それも終わりを迎える。
オーディンの魂は元の身体に戻り、
ソーの魂がまだエリックの中に残っている事を明らかにした。
ソーとエリックは再び分離し、エリックは
ムジョルニアを複製したメイスを与えられ
新たなる戦士「サンダーストライク」となる。

X-MENの創始者プロフェッサーXがつくり出した邪悪なミュータント
「オンスロート」との闘いでソーやその仲間のヒーロー達は
「ミスターファンタスティック」と「インビジブルウーマン」の息子
「フランクリン・リチャーズ」のつくりだした別世界に飛ばされる。

そしてこちらの世界に戻ってきた時、ソーは
アスガルドが闇の神によって襲撃されている事を知る。
闇の神は手下をミッドガルドにも送り込み、ソーとアベンジャーズは
それに立ち向かう敵を打ち倒すが戦闘の途中、ソーは誤って、
救護員ジェイク・オルセンを攻撃に巻き込み、殺してしまい、
そして自らも瀕死の重傷をおってしまう…。
死者の国ヘルにおいて、謎の存在マーノットに
死の女神ヘラの了承を取り付けてもらい、ソーはジェイクと融合し、
地上に戻り、敵を打ち倒す。
そして再び人間と雷神の二重生活が始まったのである。

その後、ロキが地球に送りこんだデストロイヤーとの闘いで
傷を追ったソーは、その傷の治療の為にオーディンによって
アスガルドに連れ戻され、その結果、
ソーとジェイクは再び元の2つの体に分裂する事となる。

魔人サーターとの闘いでオーディンが命を落としたあと、
ソーはオーディンのパワーを受け継ぎ、アスガルドの新たな支配者となる。
しかし、地球にも神聖なる導きが必要だと感じたソーは
オーディンが定め、長年守られてきた「不干渉」の掟をやぶり、
アスガルドそのものをマンハッタン島へと移動させる。
そして、人間世界で起こる問題への干渉を始める。
このソーの行動を非難する者もいたが、ソーに感謝する人々の気持ちは
次第に信仰心へとなり、ソーは「慈悲深き神」として崇められ、
世界各地でソーの為の教会が立てられるようになった。

支配力を増していくソーに対して当然、抵抗するグループも現れる。
レジスタンスとの闘いの中で、ジェイク・オルセンはムジョルニアを持って
ソーに戦いを挑むが、返り打ちに合い、殺されてしまう。
ムジョルニアを取り戻そうとしたソーはその時、
自分がムジョルニアを持ち上げられなくなっている事に気付く。

2020年、地球はニューアスガルドへと変わり、
ソーの定めたルールにより支配されていた。
以前はソーの仲間であったスーパーヒーロー達は他の神の力を借り、
ソーの持つ「オーディンフォース」を封じ込め、闘いを挑むが、
ソーには適わず、次々に破れ去っていった。

そしてソーの支配下の元、150年の月日が流れた。
自分の過ちに気付いたソーはかつて敵であった
トゥモローマンの時間移動装置を使い、
世界を間違った選択をする前の時代まで戻るのであった。

その直後、ロキはムジョルニアと同じ方法で作られた武器を持った
魔人サーターと手を組み、アスガルドへと攻め入る。
そしてロキはムジョルニアを打ち砕き、「神々の黄昏」の始まりを告げる。
ソーはロキを倒すが、彼もまた多くの仲間を失ってしまう。
サーターにふたたびムジョルニアを打ち直させるように仕向けたソーは
「神々の黄昏」が「影の上に座するもの達」と呼ばれる存在の手により
何度となくくり返されたアスガルドの死と再生の為の儀式だと知る。
アスガルドが消滅し、残った者たちも予言にあるように
フェンリルに食べ尽されていく中、
ソーはすべての事柄を紡ぐ「時の織機」を破壊し、
「神々の黄昏」の循環を止める。
そして、ソーは眠りに付くのであった…。

その後、ムジョルニアだけがいくつかの次元と異世界を抜け、
地球に現れ、軍隊の保護下に置かれる。そして魔法のハンマーは
光を発し始める。
ミスターファンタスティックは、その光が英雄と神々の国の復活を
意味するものだと確信する。
その後、ムジョルニアは何ものかによって持ち去られる。

そしてヒーロー登録法案を巡って、ヒーロー同士が争う状況の中、
落雷とともにソーは再びその姿を現すのであった。



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発売前はシリーズ3で発売された「ソー」の
リデコレーション版なのか?とも思ったのですが
実際は完全に新造型でした。


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髪の毛とマントが干渉して首の可動が制限されますが
髪の毛は軟質素材で出来ているのでマントの上に乗せるように
調整してやれば、ある程度の可動は可能です。


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ソーの最大の武器「ムジョルニア」はもちろん付属。
日本だと「ミョルニール」とか「トールハンマー」とか
呼ばれているやつです。

今回はハンマーにちゃんと読めないながらも、文字が刻んであります。
実際には「Whosoever hold this hammer,if he be worthy,
shall possesses power of Thor(この槌を持つ者、その資格あれば、
雷神の力を担うであろう)」という言葉が刻まれています。


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マントが多少重すぎてバランスが取りづらく、自立させづらいながらも
可動は良好です。
ハンマーのストラップに手が入らない為に
独特な飛行ポーズを再現できないのが少し残念なところ。


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付属コミックは「THE MIGHTY THOR」350号です。(1985年1月発行)。
炎の巨人サルター(北欧神話で言うところのスルト)の軍勢と
ソー、ベータ・レイ・ビル、ファンタスティックフォー等の面々が
戦う話が収録してあります。ラストにはオーディンが登場しています。



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シリーズ3のソーと比較。
左がシリーズ3、右が今回のものです。
並べると造型の違いは一目瞭然です。
同じコスチュームながらも細かく違っています。


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シリーズ3のソーは右拳にも可動部分があった為に
ムジョルニアをしっかりと保持出来ません。
またムジョルニアに文字も刻まれていません。


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顔の造型も全く違います。
今回のものよりも逞しい印象です。


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以上、今回は雷神ソーの紹介でした。
次回はもう一人のアベンジャーズ初代メンバーです。



posted by JOSH | Comment(0) | TrackBack(1) | THE AVENGERS
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